イギリスのワイト島で、これまで知られていなかった恐竜の化石が発見されました。この種はVectipelta barrettiと命名されました。
発見結果は、科学雑誌「Journal of Systematic Paleontology」に掲載されました。それによると、この恐竜は刃物のような装甲を尖らせ、地味な外見にもかかわらず、実際には植物しか食べなかったと言われています。
ワイト島で発見された恐竜の種類はこれが初めてではありません。これまで29種が発見され、2021年には未知の2種が発見されていました。
イギリスのワイト島で、これまで知られていなかった恐竜の化石が発見されました。この種は「Vectipelta barretti」と命名されました。この発見結果は、科学雑誌「Journal of Systematic Paleontology」に掲載されました。それによると、この恐竜は尖った刃物のような装甲を持ち、地味な外見ながら、実は植物しか食べなかったということです。
ワイト島で発見された恐竜の種類はこれが初めてではありません。これまで29種が発見され、2021年には未知の2種が発見されていました。(写真は、このプロジェクトに携わった主要研究者の一人であるスチュアート・ポンド氏による、恐竜がどのような姿をしていたかの復元図)
この新種の恐竜を研究している科学者によると、「Vectipelta barretti」は、すでに知られている「Polacanthus foxii」とは首、骨盤、背中の骨が異なっているということです。この新種は、中国に生息していたアンキロサウルスに近い種である可能性があります。
この新種の発見は、小惑星の地球への落下によって恐竜が実際に絶滅したのか、また、その後、生命がどのように回復したのかを理解する上で重要であると学者たちは述べています。